我が家の菩提寺は曹洞宗です。
お寺の世話人になって3年目、菩提寺を代表して研修旅行へ行くことになりました。
行き先は大雄山最乗寺と鎌倉鶴岡八幡宮で、日帰りのバス旅行です。
大雄山最乗寺は曹洞宗では、永平寺、総持寺に次ぐ格式のあるお寺だそうです。
天狗のお寺として有名です。
曹洞宗静岡県第2教区護持会の研修旅行ということで、バス2台、81名の参加です。
大雄山最乗寺へ到着。
世話人は年配者が多いためか、お寺の境内まで乗り入れさせてくれました。
こんなことは初めてだと、ベテランのガイドさんが驚いていました。
堂塔は30余りあるそうです。
総受付、白雲閣。
瑠璃門。
本来なら、下の駐車場から参道を上ってここから入るそうです。
書院(真如台)。
池の中に建つ光明亭。
境内のあちらこちらで紅葉が見られました。
わが社の社長の一族の方が奉納したものでしょうか?
これも同上です。
多宝塔。
本日のメーンイベントを行う御真殿(妙覚宝殿)へ向かいます。
下から見ると結構な階段です。
御真殿(妙覚宝殿)の中で、全員そろって祈祷をしていただきましたが、
写真撮影は禁止でした。
僧侶10人程が荒行で唱えるようなテンポの速いお経を唱え、
それに合わせて2台の大きな太鼓の音が響きます。
15分程の祈祷でしたが、貴重な体験をさせていただきました。
御真殿(妙覚宝殿)の横には、大小合わせてたくさんの下駄が奉納されていました。
流石、天狗のお寺です。
天狗にはうちわがつきもの。
人の背丈程もある下駄も奉納されていました。
開山了庵慧明禅師と共に創建に貢献した道了大薩埵。
その昔、火焔を背負い白狐の背に立って、天地鳴動して山中に身を隠し、
以後大雄山を護り、多くの人々を利済しているとのことです。
昼食は鎌倉、峰本。
団体旅行の食事にしてはおいしくいただけました。
鶴岡八幡宮三の鳥居。
ご存じ、鶴岡八幡宮。
鶴岡八幡宮ではバスの出発時間まで自由行動でした。
知らない人ばかりの研修旅行なので気が進みませんでしたが、
大雄山最乗寺の祈祷には感動したので、行ってよかったと思います。
秋津