こんにちは。
先日、友人と薪能を見てきました。
能や狂言を見るのははじめてでしたが、
とても楽しく見ることができました。
薪能は世界で唯一とも言われる水上舞台で、
東海館を背に松川湖で行われています。
まず、伊東市内の小中高校生で「伊東子供能」が行われました。
小学生は可愛らしく、
中・高校生は中高生らしさも見せながら大人っぽくも見え、
この先の演技を見るのがととても楽しみに感じました。
そして、休憩の後に火入れ式が行われました。
能組では仕舞と狂言と能が行われました。
狂言は「佐渡狐」
演者のうちシテと呼ばれる奏者は人間国宝の野村万作さん。
他の二人の演者との掛け合いの間が絶妙で、
あまり詳しくない私でもとても引き込まれました。
そして能は「羽衣」
こちらは舞台が三保の松原ということでした。
この頃から強風が吹いてしまいましたが、
シテと呼ばれる主人公は
その風にも怯まず最後まで舞い続けました。
そしてしての着物がとても華やかで
幽玄な舞台に映えていました。
私には能は難しかったのですが、
これからいろいろな舞台を見ていきたいと思いました。
月世界の宮殿には白衣と黒衣の天人が15人いて、
日ごとに一人ずつ入れ替わって奉仕し、
白衣の天人が15人が揃うと満月に、
黒衣が揃うと新月になり、
30日で月の満ち欠けを表すということでした。
この日は10人か11人が白衣として奉仕している
と言っていたような気がします。
そうして月を見るとこれも風情があります。
とても楽しい一日を過ごすことができました。
佐藤
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。