2013年11月25日月曜日

宇佐美石丁場遺跡

宇佐美江戸城石丁場遺跡を見て回りました
この遺跡は江戸時代の初め約30年間 江戸城の改修に使われた石丁場遺跡です
関東地方には城に使うような石があまりなく 三浦半島から伊豆にかけて広範囲にわたり石を掘り 江戸まで運びました

宇佐美の山の中には400年前の
当時の様子が分かる貴重な遺跡が
至る所に残っています

その一つがナコウ山です
 
これは砂防堤防のすぐ上にある 徳川18代宗家の
徳川恒孝氏の揮毫をそのまま自然石に刻んだものです 
あと400年は残したいものです
 
 
 


この石標は ナコウ山 山頂付近にあります
石標には 羽柴越中守石場 とあります
羽柴越中守とは細川忠興のことで 前細川首相の
先祖に当たる方だそうです

西国大名が主に石の調達を命じられたみたいです

 
これはナコウ山頂上にあった標識です

頂上付近からの宇佐美の町並みです
すっきり晴れていれば伊豆7島まで望めます
 
これらは 刻印石です
刻印石とは切り出した石に大名ごと
に印を付けた石のことを指します
 
この宇佐美の貴重な史跡を保存して
後世に伝えていきたいと思って
NPO法人宇佐美江戸城石丁場保存会 を作りました
ゆくゆくは国の史跡に指定されるように活動をしています
 
興味がある方はぜひ保存会のHPをみてください
島田


 

 

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