宇佐美江戸城石丁場遺跡を見て回りました
この遺跡は江戸時代の初め約30年間 江戸城の改修に使われた石丁場遺跡
です
関東地方には城に使うような石があまりなく 三浦半島から伊豆にかけて広範囲にわたり石を掘り 江戸まで運びました
宇佐美の山の中には400年前の
当時の様子が分かる貴重な遺跡が
至る所に残っています
その一つがナコウ山です
これは砂防堤防のすぐ上にある 徳川18代宗家の
徳川恒孝氏の揮毫をそのまま自然石に刻んだものです
あと400年は残したいものです
この石標は ナコウ山 山頂付近にあります
石標には 羽柴越中守石場 とあります
羽柴越中守とは細川忠興のことで 前細川首相の
先祖に当たる方だそうです
西国大名が主に石の調達を命じられたみたいです
これはナコウ山頂上にあった標識です
頂上付近からの宇佐美の町並みです
すっきり晴れていれば伊豆7島まで望めます
これらは 刻印石です
刻印石とは切り出した石に大名ごと
に印を付けた石のことを指します
この宇佐美の貴重な史跡を保存して
後世に伝えていきたいと思って
NPO法人宇佐美江戸城石丁場保存会 を作りました
ゆくゆくは国の史跡に指定されるように活動をしています
興味がある方はぜひ保存会のHPをみてください
島田
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