先日、次男を野球の練習に連れて行く際、車中の正面から満月が見えました。
次男もそれに気付き、お互いに「奇麗だなぁ」と写真を一枚撮りました。
その話を翌日上司にしたところ、「十六夜の月」というのを教えてもらいました。
2012年は前日の9月30日が「中秋の名月」だったのですが、その日は生憎の台風が接近していて見ることはできませんでした。
少し気になって調べてみたのですが、「中秋の名月」の「中秋」とは陰暦の8月15日を指すそうです(似た字で「仲秋」というのがあるのですが、「仲秋」の場合は陰暦の8月全体を指すそうです)。
ですので、その年によって「中秋の名月」の日付は変わるようで、ここ前後10年では9月8日(平成26年)の日もあれば、10月3日(平成21年)の日もありと1か月近く差があるようです。
また、その翌日が「十六夜の月」になるのですが、この「十六夜」には「ためらう」という意味があるようです。それは15日の満月に比べて月の出がやや遅いことから、月がためらっていると見立てたそうです。
三日月はもちろんのこと、それ以外にも、「待宵」「居待月」などいろいろな月の言葉があるそうですが、ほんの一瞬の出来事でしたが月一つとっても言葉の奥の深さを感じました。
次男撮影(左に見えるのは何かが反射してしまいました)
佐藤
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