こんにちは。
先日、クラストカップという大会の
開会式の日の試合の審判をさせていただきました。
私が審判をした試合は静岡でも優勝候補の強豪の2チームの試合でした。
更に、開会式直後ではなく2試合目でしたので、
観客は少し減っていたましたが、
裾野球場で多くの方が見ており、
また、神奈川・静岡の役員の方が本部席で見ていることもあり、
緊張しながら審判をしていました。
試合は優勝候補同士の戦いにふさわしく1点を争う試合でした。
浜松のチームが3-0とリードをして、最終回の守備を迎える前に
スタンドにいた本部の方に呼ばれました。
普段は試合中に呼ばれることはありません。
聞いてみると、
「まだ一人のランナーも出てないよ...。
もし、このまま試合が終わったら、ボールを取っておいて。」
そうなんです、あと3人のアウトで完全試合の達成なんです。
より一層緊張しましたが、
私ができることは目の前のボールに集中することだけです。
一人目がアウトになり、あと2アウト...
次の打者にはボールが先行し、3ボール1ストライク。
そして5球目は外角に逸れてしまい、フォアボール...
完全試合は達成できませんでしたが、
まだノーヒットノーランのチャンスはあります。
そして、次の打者への初球。
センター前にはじき返されて、ノーヒットーノーランも達成できませんでしたが、
その後をしっかり抑えて3-0で浜松チームが勝利しました。
後で聞いたところでは、
6回の守備くらいからランナーを一人も出していないことは
分かっていたそうです。
それでも緊張を見せずに、丁寧に投げていた投手・守っていた野手は
素晴らしいなと思いました。
審判として完全試合に携わることはできませんでしたが、
またいつかそういう機会に恵まれるように頑張りたいと思いました。
佐藤
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