2016年4月1日金曜日

抜魂式

今日は花曇り、花冷えの天候のようです。
 
我が家には墓地が2か所あります。
 
菩提寺にある明治からの墓地と、裏山にある江戸時代までの墓地です。
 
裏山にある墓地を旧墓と呼んでいます。
 
旧墓の手入れとお参りが大変なので、墓終いが数年来の課題となっていました。
 
菩提寺の住職に相談し、このたび抜魂をすることにしました。
 
荒れ果てた山道を整備して、歩くことができるようにはしてありますが、
1.5キロメートル程の急坂を上ります。
 
夏には草がぼうぼうと生え、お盆の墓参りはまず草刈りからです。

全部で11体の墓があります。
 
登記上は山林と墓地の一筆になっています。

老母と愚妻が抜魂式の準備をしています。

墓前に捧げられました。

菩提寺の住職は高齢ですが、旧墓まで上ってきてくれ、
丁寧に抜魂をしてくれました。

住職の指示で旧墓の回りに荒塩と洗米を撒きました。

墓石に彫られた字は長年の風化で殆ど読めませんが、
かろうじて読める墓石があります。
 
抜魂の後は、住職の指示により、後日、墓石を砕いてこの地に埋める予定です。
 
その時は一族の男性を招集するつもりです。
 
秋津
 
 
 
 
 

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