2016年8月12日金曜日

高校時代の思い出

世間はすっかり夏休みに突入した感じですね、
伊豆も他県ナンバーの車が多くあちこちで渋滞して来ました。

この時期になると一つの思い出をほろ苦く、またにやけながら
思い出します、皆さんも学生時代におバカなエピソードを
一つや二つはお持ちだと思いますが今回はわたくしの
思い出深い 高校ラグビー部同期が集まると
必ず話題にのぼるお話を掲載します。

私が入部していた高校ラグビー部においては名門、
全国大会優勝5回、準優勝5回を誇る部でした。

夏合宿の練習は厳しく、激しく、辛いものでした。

新潟県の苗場高原で強化合宿を2週間、その後
東北遠征を経て長野県菅平で
毎日他校との練習試合でした。
学校は夏休みですがフリーな日は
3日間だけありましたが、本当に辛く苦しい思い出しかありません。

その中で鮮明に、かつ今ではなぜ?って思う事件です。

当時私は高校1年生、その頃は先輩後輩の上下関係は非常に厳しく
先輩のいう事はどんなことでも絶対服従です、そんな時代でした。

夏強化合宿は朝6時~8時半までの朝練、
10時半~13時までの昼練、
2時半~6時までの午後練という具合で厳しい練習、
毎日泣きながら練習していました。

それは先輩、後輩とも辛く厳しいものでした。

ただ雨がどしゃ降りになるとグランドが使えず練習が
休みのなることもあり、その日は同期でトランプをしたり
のんびりと過ごすことができます。

合宿も終盤にさしかかり疲労困憊、怪我もいたるところにできていました。

ある夜、3年生から「1年、明日は絶対に雨を降らせろ!!! 絶対だぞ!!!
降らなかったら1年全員シボリだ」と今考えればむちゃくちゃなことを言われました。

当時は純粋、しかも最上級生からの命令、1年生全員でどうするか?
と話し合い「とりあえず雨乞いをしよう」ということに。

夜10時過ぎ、山の中 外は満天の星空、
1年生部員約20名で空に拝むこと10数分。

周囲で見ている人がいたらかなり危ない集団だったでしょう。

ここまでは笑い話ですみますが・・・

誰かが言いました、「拝むだけで雨降るか?、確かテレビで
雨乞いには必ず火が必要だぜ」と。

近くのゴミ箱から新聞紙を取り出し、なぜか持っていた
ライターで火をつけました。

一気に新聞紙は燃え上がり、とっさに火を投げたところがゴミの山、
雨乞どころか合宿所を燃やしてしまうところでした。

高校生がなぜライターを・・・ということはおいといていただきたく。

何故か思い出、記憶は楽しいことより辛かったこと、苦しいことの
方が残ってますよね、ただ年数を重ねると
それらもすべて楽しいことに変化します。

夏も中盤に差し掛かり、夏本番、真っ盛りです。

今年はどんな出来事があるのでしょうか、
考えるだけで楽しくなってきますね。



                         M吉野



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