2014年11月17日月曜日

干し柿作り

11月の小春日和の或る日、老母が軒先で干し柿作りに励んでいました。
 
ぽかぽか陽気の元、心の和める風景です。
 
柿は我が家で採れた四つ溝柿です。
 
今年は不作でしたが、たくさんあっても作り切れません。
 
剥いた柿を2個1セットに縛っているところです。
 
縛る材料は庭先にある棕櫚の葉を縦に細く裂いたものです。
これを「すっこくり」と老母は呼んでいますが、意味は不明。

出来上がりの一部です。
あとは吊り下げるだけです。

軒先へ吊り下げました。
昔はこの季節、至るところでこの風景が見られました。

あとひと月もすれば太陽と北風によって、
焦げ茶色の美味しい干し柿になります。
 
老母はきっと、正月に帰省する子や孫に食べさせたいのでしょう。
 
秋津
 

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