田植えをしてから1か月程は夕方、田に水を入れ、朝、注水を止めます。
日中に水温を上昇させ、温かい環境の中で、稲を育てるためです。
そして1か月後、注水を中止し、田を干します。
これを中干しと言います。
土に罅が入るまで干します。
これは土の中のガスを抜くためだと言われています。
上手く罅が入ったと思いながら田を見回っていると、
何やら稲の先端に異変が。
数か所で毟り取られたような痕跡がありました。
そうです、鹿の仕業です。
全部で30本位鹿の食害に遇っていました。
早速、鹿対策にかかりました。
田の周囲に細い竹を刺し、黄色い防鳥糸を2段で回しました。
2枚の田の周囲に防鳥糸を張り巡らすのは結構な作業量です。
子供の頃から米作りを経験していますが、鹿の食害に遇ったのは
初めてです。
鹿は夜行性なので夜食べているようです。
近所の田を覗いてみると、気の毒に稲の三分の一程食べられている田がありました。
防鳥糸の効果か、今のところこれ以上の被害はありません。
秋津
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